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慢性痛の原因。お教えします!3~カラダの緊張

皆様こんにちは。
今回は緊張について、です。

前回まで説明させていただいた通り、緊張はカラダの緊張と、ココロの緊張の2つがあります。まずはカラダの緊張からいきましょう!

カラダは物理的です。
モノです。
ですから当然、物理の法則によってカラダを説明することが出来ます。
カラダが緊張している状態とは、体の一部分もしくは全体にテンションがかかっている状態です。
テンションとは「張力」、引っ張る力です。
カラダの一部もしくは全体に引っ張る力が加わっている状態が緊張している状態です。


カラダが運動している時に張力は起こります。
運動とはモノが動く事です。
人間の場合カラダを動かすモノは筋肉なので、運動とは筋肉を動かすことと言って良いでしょう。
つまり、筋肉を動かしている際にカラダに緊張が生じているのです。
そして運動には2種類あります。

動的運動と静的運動です。

動的運動とはカラダが動いている運動です。
当たり前ですね。
静的運動とはカラダが動いてない様に見えるけど運動が起きている状態です。

鏡の前に立って胸の前で合掌します。
手の平と手の平を押し付けあいます。
鏡の中のあなたは動いていませんが運動が起きていることがわかると思います。
これが静的運動です。

ということは、です!

わたしたちは姿勢を支えるために、立っているだけでも座っているだけでも常に筋肉を運動させているのです。
言い換えれば緊張しているのです。

姿勢を支える大きな力を発揮するのは骨です。
重力が存在する以上、緊張がまったくない状態と言うのはありえません。
ただ骨が正しいポジションを保っている時、骨はしっかり姿勢を支えてくれます。
カラダにかかる緊張は最小の力で事足ります。
これがゼロ・ポジションです。

片足で立ってみましょう。
カラダのいろいろな部分が運動を開始します。
バランスを取ろうと筋肉たちが緊張しているのです。

骨が正しいポジションにない時=歪みがある時は筋肉たちが緊張することで姿勢を保ってくれているのです。

今日の重要ポイントです!

カラダの緊張は「歪み」が原因です。
緊張している組織は筋肉や靭帯です。
緊張が慢性痛の原因ならば、慢性痛の原因は筋肉や靭帯にあるのです!

この項もう少し説明させて下さい。
では次回!

オーム・シャンティ!