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インドの思い出14


いつもご利用ありがとうございます。
まだ利用したことはないけど、このブログに目を通してみた、という方もどうもありがとうございます。

インドでのヨーガ・ティーチャー育成コースの思い出をダラダラ綴っています。
では今週もいってみましょう!

TTC中は、毎日宿題がどっさり出ます。
その日のヨーガ哲学の講座とアーサナのインストラクションに関するものです。
ただでさえカリキュラムがミッチリなのに、下手すれば2時間位はかかってしまう量です。

大抵、晩御飯の後の休憩時間等にやってしまうのですが、ぼくのカルマ・ヨーガ(奉仕活動)は、施設内のカフェの厨房での仕事だった為、その時間は出来ません。


このカルマ・ヨーガですが、いくつかの種類があり、

・掃除
・食堂
・カフェ

が主なところですが、結構仕事内容がラクなものとヘビーなもので格差があります。
カフェは拘束時間が長いのと、忙しいので、最もヘビーなものに入ります。

しかも、常駐のインド人スタッフに怖い男性がいて、何が気の食わないのかいつもプンプンして、厨房の中はかなり空気が悪いです。

何がそんなに気に食わないのだろうと、
「お前は何でいつも怒っているんだ?」
と聞きました。
「いや、怒ってない。」
とそっけなく、あまり相手にしてくれません。

それからもわからないことがあると彼に聞いてみたり、あえてコミュニケーションをとる様にしていました。
しばらくたって、厨房での仕事もスムーズにこなせる事が出来る様になってきました。
「お前のお陰でおれも仕事を覚えたよ。」
と彼に言うと、
「いや、それはお前がおれの仕事を見て覚えたんだ。
お前の力だ。」
みたいな事を言ってくれたので、とても嬉しくなりました。

そこから、二人は大親友になりました・・・


という展開を期待していたのですが、中々現実はそう甘くありません。
こっちは、馴れ馴れしさを増し、
「よう、○○、
バシャン(神様に捧げる歌)教えてくれよ。」
「・・・」
無言でクビを左右に振るだけ・・・

距離感は確実に縮まったのですが、大きな進展はありませんでした。

敬虔なヨーギーの彼。
元気でしょうか?

ああ、宿題の事を書こうと思っていたのに!

OM SHANTI!