ふれあうこと

いつもご利用ありがとうございます！
院から見える大乗寺山の緑が濃くなってキレイです。
外で遊ぶ子供たちの姿を見かけることも増えました。
新たな日常を模索しながら、少しずつ、無理のないスピードで前進して行きましょう！

先日、入院中の祖母の容体が悪化した為、病院に面会に行きました。
時期的に面会は禁止されていたのですが、今生の別れになるだろうという病院側の配慮のおかげで病室に入ることが出来ました。

言葉を介してのコミュニケーションは難しく、目も見えているのかどうか分かりません。
その中で、唯一可能なコミュニケーションは、手を握ったり、顔や頭をさすったり、という、ふれあいによるコミュニケーションでした。

私たちが、他の人に触れる時、その手にどんなメッセージを託しているのでしょう？
言語や視覚に訴えることの代替品ではない、ふれる、というコミュニケーション。
直接、ふれあうことが困難なこの時代に、人と人がふれあう、という意味。

肩に置かれた友人の手のぬくもり、腹痛を癒してくれた母の手のぬくもり、愛する人と握り合った手のぬくもり・・・

ふれあいは祈り。
ふれあいはポジティブなメッセージ。
ふれあいは愛。

私の仕事は、ふれあいによって人を癒すことです。
生理学的にも、ふれあいによる絆ホルモンの分泌や鎮痛効果が報告されています。
ふれあいによるリスクが高まるこの時代において、皆様が安心して施術を受けられる環境を作り、そして又、ふれあう大切さを、この手を通して伝えて行きたい、と思いを新たにしました。
オンラインに疲れた方、一度お試し下さい！

OM  SHANTI　SHANTI　SHANTI

PS　祖母は危機を脱し落ち着きました！
生命力強い！